与党の消費税増税法案が通過した。政治の世界では、不毛な議論がしょっちゅうある。
一言で言うと、騙しあいの裏面交流のようだ。

(今回は大野党は別だが)野党は、基本的にはいつも政府案に反対する。国民も、増税はあまり嬉しくはないので、大多数は反対だという。確かに、テレビのインタビューなどを聞いても、値上げは困るとだけの目先の損得だけしか考えていない人は結構いる。「国民の意見を全く聞かずに・・」と良く言うのだが、本当は国民でなくて「議員様の俺の意見を聞かずに・・」のほうが正しいのではないか(笑)。
おまけに、「国民の大多数」かどうかは検証するに値する。NHKでのRDDによるアンケート調査結果のなどは一つの参考になるだろうが、根拠のデータがあやふやなまま、議員の直感のイメージだけで、あたかも事実のように発言していることも多いのではないか。そのような人に、そういう根拠は?と尋ねたとしても、情報源は教えられないとか、それは答えられないときっと言うだろう。

野党は、本当に増税に反対ならば、今後の活動で、私達なら消費税を5%に戻せる、戻すとの政策を掲げて、主張を貫いて欲しい。しかし、今後そうは決して言わないだろう。内心は、悪役を民主党にやってもらって、しめしめと思っているかもしれない。であるとすると、実に小賢しい。社会福祉の財源の話をしているのに、どうしたらという審議の中味に関係なく、奴らが言うから反対、談合しているから反対と、議論じたいに正面から対峙せず、雰囲気で相手を批判して、議論をかみあわなくする。それもそうだなと思わせる弁論上手な方が多いのは確かで、財源捻出のことは棚に上げ、議論を煙に巻き、反対票・支持を頂く。
国民も、決まってしまえば、仕方ないなといいながら、支払う準備をする。最終決定するまでは、ぎりぎりまでダダをこね、ごね得を狙う。与党も、それを知っている。通ってしまえば、こちらのものだ。蒸し返されることは、まずないだろうと・・。何とか冷静な議論ができる社会にならないものか。

 

*** そのような暑苦しい日に私達を元気にしてくれる赤いサンパラソル

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